今はもう誰も

俺としてはやっぱりインターネットを続けたい気持ちが強い。仕事よりもインターネットだと思うし、インターネットがあったからこその幸せをずっと享受し続けてきた。しかしながら寄る年波には勝てず、朝は体が痛い、視力は落ちる。口は昔ほど回らなくなってきた。中高年の皆様!! と叫びたくなるくらいに俺は老化に怯えている。もっと言うとうろたえている。あな恐ろしや老化現象。俺は朝立ちするほうだが、これが今になくなってしまうのかと思うと悲しくて悲しくてとてもやりきれない。

何の話をしようとしていたのか。俺はインターネットに関しての話をしたかった。

俺は未だに燻っている。今は仕事を頑張っているが、もしかするとそのうちやめてしまいそうになるかも知れない。そのときに困るのはお金とか新しい仕事とかという話にもなるし、家人にも迷惑がかかる。もっと言うと家人がいなければ仕事はしていないと思う。俺はなんと言ってもやりたいことを結局「チャレンジすら」しなかったのである。青春時代をインターネットと音楽に身を捧げ、それでもそっち方面で大成していないのは才能がないからではない。挑戦をしていないのである。俺はこれマジで言っているからね。頑張ってチャレンジした結果が今じゃないからね。これマジだからね。だから俺は挑戦してみたいのです。死ぬまでには自分で音楽作品をちゃんと作りたいし、インターネットも昔みたいに楽しくやりたい。

今はインターネット楽しくないですよ。なぜかというとやっぱり上の人たちが軒並みやめたからね。すごい寂しいことです。俺の憧れの人は今もインターネット上にはいるけど、本業があって、そっちの名前でやっているわけですから。もう一人憧れの人がいて、まあ結構有名な人なんですけど、その人の文章が俺は大好きなんだけどやっぱりその人はインターネットでワイワイやっているほうが楽しいみたいで、今はあまり文章をインターネット上にアップはしていないみたいです。

昔が良かったんじゃなくて、ネットでの活動が文章っていう静的なものから動画とかの大容量もいけるようになってしまったから、もはや動画とか生放送、配信で楽しませることがトレンドなわけです。俺も少しは動画とか配信とかやってみたけど、やっぱり時間とかないし、静的なコンテンツである文章でなんとかやりたいとは思っているのは山々なんだけど、これが結構難しいものだと気付くのはあっという間だったよ。そもそも俺がサイトやってた頃だってラジオでかなりの人数集めたりしている人いたし、そもそも動的なコンテンツには勝てないんじゃないかって、どうしても思ってしまう。どうやったら勝てるか考えてみても、文章という部分では一緒かも知れないけどやはりコミュニケーションがある、ライブ感があるというツイッターやラインには勝てない。ブログや、ホームページはどうしたら良いんだ。

結局ホームページは駆逐されていく運命にあるのかも知れない。インターネットという広大な世界の中で俺たちは辿り着くこともなく、今日も明日もあさってもホームページはなくなっていっているのかも知れない。今はもう誰もインターネットではないのかも知れない。