なんでも略して良い時代
レンチンとかね。
略し言葉を使い続ける人にインタビューすることが出来たのでその一部始終を抜粋させていただく。
俺「今日はわざわざありがとうございます」
略「はい、大丈夫ですよ」
俺「早速ですが、略し言葉について。個人的には略した言葉の中でもあまりにもあんまりな言葉があります。例えば、とりま、なんかが非常にカンに触ると言いますか…」
略「うん。要は略す必要がないんじゃないかってことだよね」
俺「そういうことですね」
俺「ということは、普段の日常生活では使いませんか?」
略「いや、使うね。実際に使うことになるのは世間的な知名度の高いものになってくるけど、使わざるを得ないというか」
俺「略し言葉は便利でしょうか」
略「便利でもあるが、そうでもないというのが僕の答え。相手に伝わらなくて良い言葉を口から出す必要はないから、伝えたくてあえて略している」
俺「今のところ略し言葉があまり出て来ませんが、本当に普段から使っているんですか?」
略「使ってますよ。あーこれ(あーこれだから素人は困る)」
俺「お?ちょっと出てきましたね」
略「いや、こんなのは…まあそのジャブというか。大したことではないです」
俺「ところで、出身地により異なる略し言葉もあります。それについてお聞きしたいと思います」
略「基本的な部分での作法ですから、ケンタッキーフライドチキンなら『ケフチ』マクドナルドなら『ナルド』ですかね」
俺「え?」
略「え?」
略「へー!!!!!あなたは自分が見たり聞いたりしたこと以外はイレギュラーなものとしてしまうタイプなんですね!!!!!僕なんてその、けんたき…とかなんとか初めて聞きましたよ!マカドでしたっけ?マックドナルドの!ことを!笑える!超うける!笑った!はは!笑った〜!!!」
俺「とりま帰れよお前」