おまつり(やっぱりお祭りのある街へ行ったら泣いてしまった)


ミスタードーナッツなる店にてドーナッツをムシャムシャ食べまくる、まさに 「ミスタードーナッツ」 その人ではないか? というグラマラスボディの人が友人らしき人物としりとりをしていた。しかし、そのしりとりの理不尽さと来たら筆舌に尽くし難いもので、 「「り」責め」 はもちろんのこと、 「パス」 というかく乱系魔法を見事に使っていたから驚いた。俺は黙ってそのやり取りを見ていたのだが今日のしりとりにおいてパスなんぞしていいものだろうか。というか、こいつらマジ暇人だなとか思っていたのだが、俺はある日気がついてしまった。俺が一番の暇人であるということに。なにせ、暇人が暇を持て余した結果であるところのしりとり、そしてそのしりとりたるや非常に理解に困るやり取りであり、それを黙って見ていた俺は圧倒的に暇人であり、ダメ人間だ。こんなことではいけない。そう思って違うことを考えようとすると 「winampのタダで見れるエロビデオって一体何のためにあるんだろう」 とかそういう大変意味をなさない考えに終始する始末であった。

なんか、別テーブルで 「ここって本当に暇な人多いな」 って言ってる人居た。お前もだろ。

いいだけ時間を潰したので帰ることにした。交通手段としては公共交通機関なんていうオナニー時においてのローションばりにありがたいものを利用するんですけど、これがまた酷かった。何が酷いってそりゃあ札幌祭りの影響か知りませんが人の混みようですよ。浴衣姿の女の子とかがすし詰めのバスで体と体が密着☆ ということにでもなれば嬉しさ余って気が触れるってなもんでしたけど、何故か俺の乗ったバスには浴衣の女の子はもとより、若い娘っこが乗っておらなんだ。どういうことだ。終いにゃ怒るぞワレ。ワレメ。エロス。いや、何書いてるんだ俺は。まあね、厳密に言うと乗ってましたよ。女の子。ただ、年齢的に危ない。倫理的に処される。そう、小学校低学年であろうという女の子たちが乗っていたのだ。

最近の小学生ってのは服装にもかなり気を使っているらしく、大人の人が着るような服も着る。このバスに乗っていた小学生は肩が見えるか見えないかという瀬戸際の服を着ていた。他にも友人らしき小学生は別に居たが、全ての服装は覚えていない。記憶に残っているのはその子だけだ。何故、その子だけ記憶に残っているのか…違う違う! 俺は全然 「あー、マジこの子かわいいなー。やっちまうか」 とかそういう物騒な考えには至っていませんからね!! でも、正直危なかった…! って、ウソですにょ〜。そんなねぇ、現実世界でのロリに走ってたまるか。二次元なら12歳までならOK…! 何を言わせますか! そんなことはありません。何故記憶に残ったか。それは、恐らく祭りの露店で買ったであろうリンゴ飴を舐めていたからだ。

うっわ〜、その舐め方…小学生にしてはエロすぎちゃうん? とか微塵も思っていないのであしからず。ただ俺はこのすし詰め状態のバス内でリンゴ飴を食べるという神経がわからなかった。実際の話、小学生どもに説教を垂れても良かったのだが、 「なんだこいつ」 とか思われるのが怖くて何も言えませんでした。ただ、バスが揺れるたびに小学生がリンゴ飴を俺にくっつけたりしないか、もしくは人様にくっつけないか、それが心配であった。もし、リンゴ飴が誰かに、または誰かの荷物にでもくっついてしまった場合はどうしたらいいだろうか。何故か他人になりきれない俺がそこには居た。とかなんとか考えているうちに、バスがブロロー。グラグラ。ベタッ。あまりにも典型的で申し訳ないが、見事なまでに俺の鞄にリンゴ飴、くっついたね。怒りが生まれる以前に、何故か小学生に対して申し訳なく思ってしまった。これでリンゴ飴は食べれなくなったも同然であるからだ。しかし! なんと! その小学生は俺に謝ることなく、リンゴ飴を舐め続けているではあーりませんか!! えーっ!! いいのかよ! 人の鞄についたリンゴ飴でもおいしくいただけるのかよ! まあ俺は 「帰ってから鞄洗えばいいか」 なんて思いつつ家路についたわけですよ。

でも、鞄を舐めたら…間接キッスだよな…。

次に逮捕されるのは君だ! ファイト!!(警察に連行)(地球よ滅びろ)(さようなら)